「彼氏じゃないの?ふふ、まぁいいわ。その彼と仲良くね」 「……はい。ありがとうございます」 そう言ってあたしは、古着屋さんを後にした。 なんだろう。このモヤモヤ感は。 結局、誤解的なものをされたままだ。 砂浜に着くと、緒川くんはまた海に入っていた。 ……本当に寒くないのだろうか。 緒川くんはあたしに気づいたのか、海から上がった。