散りばめた

先の見えない泉の中に


感情入れた幾多の宝石




輝くか

泉色に染まるか




月は沈み


とろんとした液体


水を蝕み




宝石濁らせ


そして太陽はあざ笑う




膝を突いて

水をすくう





静かに己


引き込まれ