そう

それは日に日に高く高く・・・・・




真っ直ぐな想いを

受け取ってしまうからこそ




心の内で囁く悪魔も

やがて大きくなる




発したい心

さらけ出すことも叶わず




戸惑いともどかしさが

ひたすらにせめぎあった





いつしか貴方を引き離すため

目の前に積み上げた壁



それなのに




遠くならない

貴方の声




近くなる

貴方の存在




変わらず真っ直ぐな想い

壁を貫き




そこで見た貴方の姿は

相変わらずで



瞬間に消えた

信じることへの臆病さ




駆け寄って

口付け一つ落としたら






進む道は


もう



すぐそこに

























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藤白キヨミ様著
【愁いより愛しさを】

に捧げる詩

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