あれから1週間。 「おはよ〜、護!」 「おはよう、花蓮」 護の家の前に来て、待っていると護が出てきた。 あぁ、またこうして一緒にずっと通えるなんて…幸せだなぁ。 いまだに護の記憶はなくても、護と一緒にいるだけで幸せだった。 もぅ、前の記憶なんかいいかも…。 今を楽しんで過ごせばいいんだよ。 無理に思い出そうとしなくても、新しい思い出を作っていけばいい。 そうだよ。 護に嫌われてるとは思えないから…。 私がもう一回護に告白すれば、付き合えるかもしれない…。