そんなことを考えながら
サインを書き、

社長に問い掛ける。




「俺、大事な彼女が居るんですけど、それでも、いいですか?」


これが無理なら、入所は

止める。


「うん。キミには、ソロで、新スタイルである、彼女持ちアイドル、として活動してもらおうと思っている。」



「わかりました。」


ペンを机に置き

机に置かれた

緑茶を一口飲んだ。