「…えっ?」 隼人がポケットから取り出した袋を、あたしの口元に当てる。 何…これ… 薬だ、ということに気がついたときにはもう遅くて。 だめ、くらくらする… ユキ…ごめん…な……さ… そのままあたしの目の前は、真っ暗になった。 ────・・・ SIDE雪夜 「お前、自分の言ってることわかってんのか!?」