「仰せのままに、矢吹様 …いえ、矢吹首相」 「ははは、気が早いな。その名前は明日だというのに」 「そうでしたか」 男が高笑いする声が響く。 「まあ、とにかく首相は楽にしてお待ち下さい。必ずや見つけてみせます 亡き一代目の息子、沖田隼人が」 …外には闇が広がっているだけだった。 運命なんて簡単に変わる。 でも、それは良いことばかりじゃない。 あたし達の運命はこのまま全てを巻き込んで どうなってしまうのだろう…