目を開けると隼人の笑顔。 花火の明かりのせいかほんのり頬が赤い。 「これから、よろしくな」 隼人がそう言って握りしめた手。 この幸せがずっと続きますように… 「よろしくお願いします//」 そう願って手を握り返した。 "信じる" その言葉の本当の意味をあたし達はまだ知らなくて。 大切な人、大切な想い それだけで時間は輝きはじめた。 まるで夜空に咲いては散る、花火のように…