静かな部屋に鳴り響いた低い声。 顔を上げるとそこには恐ろしい形相で睨みつける男の人がいた。 黒髪の長身に整った顔立ち。 そして スカイブルーの宝石のような瞳… さっきの写真の人だ。 「あ…」 男の人は写真なんかとは比べ物にならないくらいかっこよくて。 全ての思考が停止してしまいそうになる。 でも男の人の次の一言ですぐさま現実に引き戻された。 「アンタ…可愛い顔して不法侵入とはやるじゃねえか」 ふ、不法侵入って!!!