あの日から4日。 「いってらっしゃい」 「…あぁ。静かにしてろよ、俺が帰るまで。あと何かあったらすぐ―――」 「電話します! …大丈夫だよ、今日は友達来るし」 「そうだな」 腕の傷は結構きれいになってきたけど、背中はまだ‥‥少し痛む。 入院しているときに佳苗から連絡がきて、あたしが入院してるのを知ってから―――。 皆で来るね、という話になって。 あたしも佳苗の話や赤ちゃんの話、色々聞きたかったから、快く承諾した。