その日のお昼休憩は後輩のカミちゃんと一緒だった

定食をお盆にのせてカミちゃんの待つテーブルへ行くと可愛らしいお弁当が広がっていた

「なになに?サンドイッチとハンバーグ?手が込んでるねー」

ちゃんと緑の野菜もたくさん入ってて美味しそうだった

「遅番だったから気が向いただけですよ」

「いいお嫁さんになるよ」

「相手いませんけどね」

カミちゃんが明るく言った
私はサバサバしている彼女がとても好きだった

「最近どうなの?この間合コン行ってたじゃん」

向き合って食べながら聞いた

「それが一人気になる人はいたんですけど、ちょっと残念で・・・」

カミちゃんが苦い顔で笑った