長い間、ぼーっとしていた
花畑の中央にテレビがあることに気づいた。






そこには、
俺の墓の前に座る、お腹の大きな結菜がいた。

そして、結菜は妊娠していることを、俺の墓に言った。初めて抱いた日にできた子らしい。

涼哉の分まで、この子と生きていくっていっていた。