「こっちは何…?」



のそのそと歩いていくと、



「めーちゃん…、目ぇ痛いよぉ」


「てこらっ!何で洗剤ついた手で目を擦ってるの!?手を濯いで、目を洗ってっ」



水道の水を出してやり、手を洗わせる。

それからすぐに目をきれいにさせる。



「失明したらどうするのよっ」


「だって目が痒かったんだもん~」


「だもん、て何子供ぶってんの!あんたさっき大人だから光輝君の面倒みなきゃ、て言ったじゃない。言った張本人がこれでどうすんの!?」


「めーちゃん怖いよぉ~」



…こいつは…っ。



「めーちゃんめーちゃんめーちゃんっ」



そして休む間もなくお風呂場に召喚される。

かと思えばキッチンに呼ばれる。






結果的に二人をリビングに押し戻し、全部やってやった。


ああもう、やってやったわよ。


結局いつも通り、自分でやったのよ全部っ!