「で帰らないと流石にヤバいし、お前も来ないか?(一人で帰ろうとして迷子になったら洒落になんねぇ。また、全国津々浦々ギルド探し珍道中になっちまう)」


心の声駄々漏れです。


「でも僕は魔術師じゃないよ」


「なら俺が教える。だから一緒に来い。いや来てください(土下座でも何でもするから)」


「じゃあ、一緒に行くよ。レインさん、これからもよろしく」


「よろしくな、ルビ!」




そして、レインさんと僕は村のみんなに別れを言って村をあとにした。