『なに、にやけてるのよ~』 クスクス笑うママ。 『フッ。似合ってるぞ、優丹。』 ちょっと頬染めながら言ってくれるパパ。 「ありがとう…」 私は、恥ずかしくて 思わず俯いた。 『ほら、遅刻しちゃうから早くご飯食べちゃいなさい。』 「うん!!」 私が、席につくと また新聞を片手に今度は ママが淹れてくれたコーヒーを飲むパパ ママは、せっせとご飯をテーブルに運んでる。