死神の嘲笑

ぽつねんと一人残された死神ナンバー九十六は、ぐるりと管理する地を見渡す。

これからは、自分がこの地を新たに造っていくのだ。

そんな時、どこからともなく声が聞こえた。


「あなたに『味方』はいますか?」


――きっと、作ってみせますよ。死神ナンバー七十五さん、四人の方々。


心の中でそっと、語り掛けた。


(了)