後ろ姿に恋してる




‐いつか、あたしの大切な人へ‐

この気持ちをあなたと分け合いたい。


「…唯、ゆい…ゆい……」

このアルバムはずっとそこに居たんだな。
俺が見つけるまでちゃんとそこに君の気持ちと一緒に居たんだな。


「…俺も…好きだよ」

やっぱり君が好きなんだ。
作り物ではなく純粋に君が好きなんだ。
無様な姿をさらし続けてでも、君じゃなきゃ駄目なんだ。


気がついちゃいけなかった。
この気持ちには気が付いてはいけなかったんだ。

でも、溢れる気持ちは止められない。