貴は舌を出して、ユイのもとに向かった。 「~~~っ!」 もうっ!!と怒りたくなるがそれよりも恥ずかしさが勝って 声にならない声がでる。 気ままな貴亮はいつもあたしを振り回してあたしのペースを崩すんだ。 「……そこが好きなんだけどね」 「何か言った?」 「何も」 何を作ろうかな?と冷蔵庫に向かった。