「大丈夫?」
「はい!」
でも、そんなことできるわけもなく
俺はにっこり笑って彼女の体を離した。
そして、また赤面してしまう。
だって、離してみて気づいたんだけど
今日の優羅ちゃん、いつにも増して可愛い!!
髪、ちょっと巻いてる?
化粧もしてる、ような・・・・
胸元に黒いリボンのついたクリーム色のブラウス。
くすんだ赤のふわっとしたスカート?いや、チュニックかな?
てか、肌が白すぎる。
さっき抱きとめたときにも感じたけど華奢だし。
なんでこんなに可愛いのに、みんな普通でいられるんだ?
いや、みんなが惚れちゃったらそれはそれで困るけど。

