「えぇ!!!なんだ彼女もち!?」


「まぁ、そりゃそうだよね~!」



「でもでも!こんなイケメン匆々会えないよ?」


そんなことを言いながら彼女たちはなにやらこそこそ話しはじめた。



このすきに逃げる?





そんなことを思っていると

「あ!!!!」




駅の改札からでてきた女の子。


「え?な、なに・・・・」


「すいません!それじゃあ!!」




俺は目当ての人を見つけて改札に向かって走り出した。


「ちょ、ちょっと・・・!!!」




女の人たちは、悪いけどスルーで。


俺は改札を出てキョロキョロと探している女の子めがけて走り寄る。