「えぇ~~?友達とか~?
ていうか、めちゃめちゃかっこいいですよね?
モデルさんかなんかですか?」
もう一人の方が今度は話し出す。
「いや、そういうんじゃないんで・・・。」
さりげなく離れようとするも、
相手もさりげなくそれを阻止する。
「えぇ!!!絶対その辺の芸能人よりかっこいいよね!?」
「うんうん!!」
なんか二人で盛り上がってる。
そういえば・・・・
今日のデートに浮かれすぎて回りが見えてなかったけど
今気づいたら、待ち行く女の人たちの視線を感じなくもない。
俺は、優羅ちゃんの、彼女のためにかっこよくしてきたんだ!
でも・・・・
優羅ちゃん、かっこいいとか思ってくれるかな?
そういうの疎そうだし。
まぁ、そういう外見しか見えてないような人じゃないからこそ好きってのもあるんだけど。

