まだかな・・・・・?


って、まだ30分前だぞ!?


来るわけないだろ;




なんか、俺、すっげー恥ずかしい奴。





でも、マジで30分もどうしよっかな?


どっかで時間つぶすか?




そんなとき


「あの~~~!!」

キョロキョロしていた俺に話しかけてきた
20代前半の女の二人組み。



「あ、はい?」


「誰か待ってるんですかぁ?」




・・・・・逆ナンか。


いくら俺でも、もう慣れた。

こんなこと自分で言うのも嫌になるけど
自分が女に好かれる顔だっていうのはわかってるつもり。




「ああ、まあ。」



優羅ちゃんにこんなところ見られたくない。


そのためにそっけなく返す。