俺は優羅ちゃんを教室まで送り届けた。
「行きたいところとか、考えておいてね。」
「はい!」
「うん、じゃあ、また。」
手をふったら、振り替えしてくれる。
それに自然と頬が緩む。
俺、絶対今気持ち悪い顔してる・・・・。
ま、いいか。
おさえようと思って抑えられるもんでもないし。
なんていうか、もううれしくてうれしくてしょうがないっていうか。
ホント・・・・
好きな人と付き合うってこんなに楽しいもんなんだ。
今から日曜が楽しみでしょうがない。
日曜のために部活も学校も頑張ってやる。
俺はそんなことを思いながら食堂に向かった。

