興味深深に居座ろうとする他の部員を
なんとか帰らせて
俺らは、着替えのすんだキャプテンを3人で囲む。
「なんなんだよ、おまえら。」
不振そうに俺ら3人を見渡し
はあっとため息をつく。
「俺らが気づいてねぇとでも思ってたのか?」
「バレバレっすよ。」
「正直に白状するまで今日は帰さねぇ。」
顔がゆるむのはこの際仕方がない。
「あ~もう、わかったって。
いずれ言おうと思ってたんだ。
とくに真司にはな。」
「え?俺っすか?」
「ああ。協力してほしいから。」
俺に協力?
できること、あるっけ?
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