「あの・・・・ 間違ってたら、全力で否定してもらっていいっすからね。」 キャプテンは意を決したようにうなずく。 他二人の先輩たちも、静かに俺の言葉を待っている。 「・・・・・優羅、ですか?」 俺がその名を口にした瞬間、 キャプテンは顔を真っ赤にしてのどをつまらせた。 「ま、マジっすか・・・・・」 「え!?優羅って、ドジっ子優羅ちゃん?」 「うっそ!!!」