和『本当は夜に渡そうと思ってたけど……ん。』


渡された箱。
和樹の頬がほんのり赤い。


私はその箱を受け取ってリボンを解いた。


那『………っ!?』


中にあったのは指輪だった。



和『那瑠…高校卒業したら結婚してください。』


私は嬉しくて和樹に抱き付いた。