私達はとりあえず
視聴覚室に移動した。


そして今は私は和樹の膝の上に座って和樹に抱き締められてる。


私は一気に光が入ったかのように闇がなくなった。


和『俺さ…』

和樹が口を開いた。


和『俺、本当に裏切られたかと思った。でも朝、加奈さんがきて昨日の真実を伝えられ謝られた。父親の命令だから断れなかったってな。』


那『………。』


和『加奈さん、自分を責めてた。那瑠に辛い思いさせてしまったって…巻き込んでしまったって。』


那『…お姉ちゃん』