「……お世辞をどうもありがと」 お世辞じゃないんだけどなぁ…とぶつぶつ言ってる悠を放って千春と学校に向かった。 「ちょ……っ!2人とも待ってよ!」 そんな悠に向かって千春は 「悠うるさい。もう少し声を小さくしろな?」 またもや黒い笑みを浮かべてる。 シュンっと音がしそうなくらい肩を下げて落ち込んでる悠は子犬みたい。 これがまたかわいいんだよ。