「ふ、不審者……っ!じゃない!」 不審者と思ったのは隆斗たちだった。 「誰が不審者だ。誰が」 「あー……わり。…つかマジで来たんだ?」 ほんとに来るとは思わなかったな…… 「来るっつったし」 なんと雅輝までいた。 「あの……楓ちゃん、おはよう…」 「……真美ちゃん。…はよ」 あたしが返事をすると朝からふんわりとした、かわいい笑顔を見せてくれた。 「…とりあえず歯磨いたり、ご飯食べたりしてくるわ」 「10分な」 「無理」 10分なんて神業じゃねぇか。