ギャーギャー言い合ってるあたしたちを呆れた様子で見ていた隆斗はめんどくさそうに仲裁に入った。 「おーい。そこまでー。これ以上真美を怖がらせてみろ。……血を見ることになるぞ」 隆斗のここまで低い声は初めて聞いた。 「「……はい…」」 本当に血を見そうなのでやめることにする。 まだ怯えている真美ちゃん。 「……あー、なんだ。えーと…真美ちゃんとりあえず…ごめんね、怖がらせて」 女の子と関わることがあまり…というか全くないあたしはこの状況をどうしたらいいのか分からない。