空気が読めるのか読めないのか…… 「んで雅輝。こっちが楓。楓は金髪だしピアスも空いてるし怖い噂ばっかだけど」 「…おい」 けなしすぎだろ。 「意外に優しいから」 「意外ってなんだ。意外って」 一言余計なんだよ。 「……あの、真美です」 おずおずと隆斗の後ろから出てきた真美ちゃん。 「楓です。よろしく」 ほんのり笑うと少しだけ警戒を解いてくれた。 「楓ー腹減ったー」 「…購買行くか早弁すれば?」 「……おかんー」 「誰がおかんじゃ」 失礼な! まだピッチピチの高校一年生!