恋の行方〜甘い約束〜

『えへへ、何か恥ずかしいね。昼間の公園でこんな事。』





照れ臭そうに笑いながら離れた花梨。





『どっかの家から丸見えかもね。』





『や、やだ。ご近所なのに!!』





辺りをアタフタしながら見渡すから可笑しくて、笑いながら、立ち上がり手をとった。





『そろそろ行こうか。』





次はどこに向かおうかと思いながら、花梨の手を引き公園を出る。






公園を出てすぐに、ピタリと立ち止まる花梨。





「どうかした?」





覗き込むと、何故か真っ赤な顔で俺を見上げる。






『純君、家に帰ってお風呂入ってもいい?』





「いいけど、お風呂は夜って言ってなかった?」





そう尋ねると、さらに真っ赤になる顔。





どうしたんだろう?