離れるなんて無理と言った私の頭を





純君は優しく…優しく、撫でてくれた。





そして頭をコツンと胸の中に抱いてくれる。





『怖く…ない?』





こんな時も純君は私の事を心配してくれる。




私は平気という意味をこめてそのまま純君の背中に手を回して抱きついた。





ごめんね。

バカな事考えて不安にさせて。



もう絶対そんな考え起こさない。





だって気付いたから。





こうして側にいて苦しい気持ちもまだ少しあるけど、それよりも幸せな気持ちになれるって





純君の側にいれるのが私の幸せなんだって





気付けたから…