アキラ先生を引き剥がして手首の拘束を外してくれた。





見ないで…こんな姿…





好きでもない人に反応してた体を見られたくなくて必死だった。





純君の視線から逃げるように丸くなる。





バキっと殴り付ける音がした。





純君の怒鳴り声も聞こえる。





そしてアキラ先生の声も…




『傷付けたのは君だ。』





違う。











純君は悪くない。




私がいけなかったの。





吉田くんの事があったばかりなのに…




アキラ先生は大丈夫なんて付いてきたから…





男の人と不用意に二人きりになんてなったから…









私が






純君を…