恋の行方〜甘い約束〜

私が見た光景…




見なきゃ良かった光景だった。




純君が背中に抱きついてた京香ちゃんの両肩を手でつかみを引き離した。




向かい合わせになったその瞬間…




京香ちゃんは…




純君の頬を両手で掴んでキスをした…




見てられなくて木の影にまた身を隠す。




『私の気持ち気づいてたんでしょ?なのにはぐらかして…ずっと好きだったのにっ…ひっく…なんで他の子と付き合うのよ…』




目に入ったその光景に立っていられなくて、木に寄りかかったままその場に座り込んでしまった。