ケータイ小説 『肌』 著:マサキ


恋人同士は、体じゃなく心のつながりが大事。

サクとあんな関係になって、私はなおさらそう感じたのだ……。

いくら体を重ねたって、愛が芽生えるとは限らない。

何度サクに抱かれても、マサキへの恋心を消すことはできない。


マサキとしたセックスと、サクとのそれでは、全く、中身が違う……。

これこそ、男みたいな考え方だろうか?


「……ミオは、いますぐ桐島との関係切った方がいいよ」

アサミは、サクと私の関係について意見を言った。

「セフレがいるから、そんな考え方になるんだよ。

ミオの場合は仕方ないと思うし、軽蔑とかもしてないし、マサキのこともあったし、あたしなりに、そういうのは理解してるつもり。

けど、あたしは好きな人としかエッチしたことないからミオの気持ちは分からない。

エッチの回数は、大事だと思う」

「……うん」

私は何も言えなかった。

「恋人同士なのに体の関係がなくなったら、気持ちも離れる。

だからミオも、早めに桐島と別れた方がいい。

そしたら、あたしの考え、少しは分かってくれるはず」

「……どっちにしても、サクとはもう、そういうことしないよ。

私、マサキとやり直したいから」