「……えっ……!」
突然の話に、わたしは目を見張った。
「ウチって……ここ?
ダーク・クラウンで……?」
「そうよ」
薫ちゃんは、にこっと笑った。
「もちろん。
ホールに出て、お客さまのお相手をさせるわけにはいかないけれど。
ホストの控え室と、スタート前のホールの掃除の手伝い。
それと、ちょっとした雑用をしてくれれば、時給千五百円で雇ってあげる」
千五百円!
街の相場の倍だ。
「……なんで……!
わたし、今までバイトもしたことないし。
何の役にも立たないけど……っ!」
驚いているわたしに、薫ちゃんは、片目を瞑った。
「いいのよ。
そもそも、最初に紫音ちゃんが、イケズなコトをしたんだから。
紫音ちゃんが、オーナーのここから、ちょっとぐらい多くバイト代もらってもバチは当たらないわよ。
それに………」
薫ちゃんは、わたしの目を見て言った。
「春陽ちゃんは、紫音ちゃんのコト。
本当は、泣くほど……好き、なんでしょう?」
薫ちゃんに聞かれて、わたしはまた、涙があふれそうになった。
「……うん」
突然の話に、わたしは目を見張った。
「ウチって……ここ?
ダーク・クラウンで……?」
「そうよ」
薫ちゃんは、にこっと笑った。
「もちろん。
ホールに出て、お客さまのお相手をさせるわけにはいかないけれど。
ホストの控え室と、スタート前のホールの掃除の手伝い。
それと、ちょっとした雑用をしてくれれば、時給千五百円で雇ってあげる」
千五百円!
街の相場の倍だ。
「……なんで……!
わたし、今までバイトもしたことないし。
何の役にも立たないけど……っ!」
驚いているわたしに、薫ちゃんは、片目を瞑った。
「いいのよ。
そもそも、最初に紫音ちゃんが、イケズなコトをしたんだから。
紫音ちゃんが、オーナーのここから、ちょっとぐらい多くバイト代もらってもバチは当たらないわよ。
それに………」
薫ちゃんは、わたしの目を見て言った。
「春陽ちゃんは、紫音ちゃんのコト。
本当は、泣くほど……好き、なんでしょう?」
薫ちゃんに聞かれて、わたしはまた、涙があふれそうになった。
「……うん」



