「ちょ…ちょっと。離れなさいって。店が閉まってるんだから探すのは当たり前でしょ?勘違いしないで」
強引にしぃの優しい腕からすり抜ける。
「だって。ママが帰って来ないからだろ?僕こそ探しに行こうと思ったんだよ。ママ、ムードに飲まれるタイプだからさ。心配なんだよ」
「でも、探しになんて来てないじゃない。こっそりあんなとこで…。あっ、じゃなくて、こんなとこに現れて」
ヤバイ。うっかり言っちゃった。
でも、きっと気付いてない。
そう思いたいんだけど。
しぃの口元が微かに笑った気がした。
「雫が好きだよ。本当に。僕はきっと、ずっと、雫を探してたんだよ。僕にとって最高の人。他の誰でもない。海乃 雫。君を…」
動けない。
動けないって。
なんで『ママ』って言わないの?
急に名前で呼ぶなんて、反則だよ。
『堕ちる』よ…。
しぃに………。
強引にしぃの優しい腕からすり抜ける。
「だって。ママが帰って来ないからだろ?僕こそ探しに行こうと思ったんだよ。ママ、ムードに飲まれるタイプだからさ。心配なんだよ」
「でも、探しになんて来てないじゃない。こっそりあんなとこで…。あっ、じゃなくて、こんなとこに現れて」
ヤバイ。うっかり言っちゃった。
でも、きっと気付いてない。
そう思いたいんだけど。
しぃの口元が微かに笑った気がした。
「雫が好きだよ。本当に。僕はきっと、ずっと、雫を探してたんだよ。僕にとって最高の人。他の誰でもない。海乃 雫。君を…」
動けない。
動けないって。
なんで『ママ』って言わないの?
急に名前で呼ぶなんて、反則だよ。
『堕ちる』よ…。
しぃに………。

