「えっ?」
繋がれた薫とあたしの手を、横から何かが引き離した。
「ママ、どこに行くの?」
薫とあたしの間にしっかりと入って、しぃが立っている。
爽やかに笑ってはいるけど、この緊張感は何?
薫としぃからビリビリ伝わって来る。
「おい、お前、店はどうしたんだよ」
薫の大きな少し上がり気味の目が、しぃを睨み付ける。
どうしよう…。
ケンカは良くない。
もめたらダメだよ。
「分かった。ほら、お客さん、まだいるんでしょ?ダメよ。お店をほったらかしたら。行こう。帰ろう。…薫、ごめん。また今度、手伝う。その時は、こき使ってやって。ね?何でもするから。ごめん」
2人を取りあえず、殴れない距離まで引き離す。
しぃは笑ってるし、薫は怒ってるし。
しぃって、何を考えてるのか分かんない。
大体、何でここにいるわけ?
「ほら、行こう。薫、また後でね」
薫が何か言う前に戻らないと。
繋がれた薫とあたしの手を、横から何かが引き離した。
「ママ、どこに行くの?」
薫とあたしの間にしっかりと入って、しぃが立っている。
爽やかに笑ってはいるけど、この緊張感は何?
薫としぃからビリビリ伝わって来る。
「おい、お前、店はどうしたんだよ」
薫の大きな少し上がり気味の目が、しぃを睨み付ける。
どうしよう…。
ケンカは良くない。
もめたらダメだよ。
「分かった。ほら、お客さん、まだいるんでしょ?ダメよ。お店をほったらかしたら。行こう。帰ろう。…薫、ごめん。また今度、手伝う。その時は、こき使ってやって。ね?何でもするから。ごめん」
2人を取りあえず、殴れない距離まで引き離す。
しぃは笑ってるし、薫は怒ってるし。
しぃって、何を考えてるのか分かんない。
大体、何でここにいるわけ?
「ほら、行こう。薫、また後でね」
薫が何か言う前に戻らないと。

