「分かった。分かったから。ちょっと待って」
って…。
これは自分に言ってる。
とにかく、パニクるな。
しぃの大きな瞳に吸い込まれそう。
「まずは…ありがとう。こんなにお店が賑わったのは初めて。しぃのおかげだと思う。でね、何でこうなったのか15秒で説明して」
「OK。窓は外側も拭く方がいいと思って拭いてたんだ。そしたら、いつの間にか人がいっぱい来てた。ここはカフェだし、紅茶が飲みたいって言われたら出すべきだと思ったんだよ。以上」
でしょうね。
あなたが外にいたのよね。
出るなって言ったのに。
こんなイケメンがステテコ姿で窓拭きしてたら目立つって。
通りすがろうにも目が行っちゃうって。
「すみませ~ん」
「あ、は~い!今、行きます」
お店の方からお客さんの呼ぶ声。
たぶん…いや、きっと。
あたしより、しぃに来て欲しいんだろうな。
「出るなって言ったのに。でも、今さら言っても仕方ない。取りあえず今日はこのまま手伝って。あたし1人じゃ間に合わない。あたしがカウンターに入るから、しぃはウェイターやって。みんな、しぃが目当てだから」
今はお客さまが第1。
って…。
これは自分に言ってる。
とにかく、パニクるな。
しぃの大きな瞳に吸い込まれそう。
「まずは…ありがとう。こんなにお店が賑わったのは初めて。しぃのおかげだと思う。でね、何でこうなったのか15秒で説明して」
「OK。窓は外側も拭く方がいいと思って拭いてたんだ。そしたら、いつの間にか人がいっぱい来てた。ここはカフェだし、紅茶が飲みたいって言われたら出すべきだと思ったんだよ。以上」
でしょうね。
あなたが外にいたのよね。
出るなって言ったのに。
こんなイケメンがステテコ姿で窓拭きしてたら目立つって。
通りすがろうにも目が行っちゃうって。
「すみませ~ん」
「あ、は~い!今、行きます」
お店の方からお客さんの呼ぶ声。
たぶん…いや、きっと。
あたしより、しぃに来て欲しいんだろうな。
「出るなって言ったのに。でも、今さら言っても仕方ない。取りあえず今日はこのまま手伝って。あたし1人じゃ間に合わない。あたしがカウンターに入るから、しぃはウェイターやって。みんな、しぃが目当てだから」
今はお客さまが第1。

