しぃは何も聞こえていなかったかのようにそのまま紅茶を淹れると、笑顔を振りまきながらお客さんの所へと運んで行く。
背筋もしゃんと伸びていて、歩く姿もスマート。
しぃが穿けば、ステテコさえも小洒落て見える。
「あれはステテコ…だよね?…下は何も穿いてないよね」
あぁ…頭痛くなって来た。
あいつ、下着姿でお客さまの前に出てる。
って言うか、あたしの怒りをスルーした。
バカにしてる?
いや、相手にしてない?
………あぁ!
あいつ、この店を乗っ取りに来た?
どっかのコーヒーのチェーン店の御曹司で、お戯れで小さな店を乗っ取って暇潰ししてるとか…?
そうだよ。
世間知らずの御曹司がやりそう。
一般人が泣くのを見て喜んでるんだ。
うわぁ。最悪…。
「えっ!?」
カウンターに戻って来たしぃが、あたしの右手を掴んで店の奥へと引っ張って行く。
「ちょっと、何?」
意外とある力。
細いけど、しっかり筋肉のついた腕。
何で………
ドキドキするの?
背筋もしゃんと伸びていて、歩く姿もスマート。
しぃが穿けば、ステテコさえも小洒落て見える。
「あれはステテコ…だよね?…下は何も穿いてないよね」
あぁ…頭痛くなって来た。
あいつ、下着姿でお客さまの前に出てる。
って言うか、あたしの怒りをスルーした。
バカにしてる?
いや、相手にしてない?
………あぁ!
あいつ、この店を乗っ取りに来た?
どっかのコーヒーのチェーン店の御曹司で、お戯れで小さな店を乗っ取って暇潰ししてるとか…?
そうだよ。
世間知らずの御曹司がやりそう。
一般人が泣くのを見て喜んでるんだ。
うわぁ。最悪…。
「えっ!?」
カウンターに戻って来たしぃが、あたしの右手を掴んで店の奥へと引っ張って行く。
「ちょっと、何?」
意外とある力。
細いけど、しっかり筋肉のついた腕。
何で………
ドキドキするの?

