「どさくさに紛れるな」
低い怒ったような声と共に、しぃの『うっ』と言うお腹辺りを殴られたような声がして、あたしの体が別の腕に移った。
フワッと香るほんのり甘い香り。
「あ、すいません。もう大丈夫です」
慌てたあたしは体を少し持ち上げた。
なんてこと?
オーナーにお姫さま抱っこされてる。
体中が熱くなって心臓が乱れ打つ。
「横になる?」
「いいえ。ほんとに大丈夫です」
と言いつつもほんとは降ろされたくないし、さりげなくオーナーの胸に顔を寄せてる。
うわぁ。何か幸せ。
心地よくって、このまま添い寝して欲しい気がする。
これがセレブの放つオーラなんだろうか?
違う。違う。
オーナーが素敵な人だから。
この人が彼氏だったら。
この腕にずっと抱かれていられたら。
「ママ、ヨダレが出てる」
そう言って、しぃにおでこをピンッと弾かれた。
低い怒ったような声と共に、しぃの『うっ』と言うお腹辺りを殴られたような声がして、あたしの体が別の腕に移った。
フワッと香るほんのり甘い香り。
「あ、すいません。もう大丈夫です」
慌てたあたしは体を少し持ち上げた。
なんてこと?
オーナーにお姫さま抱っこされてる。
体中が熱くなって心臓が乱れ打つ。
「横になる?」
「いいえ。ほんとに大丈夫です」
と言いつつもほんとは降ろされたくないし、さりげなくオーナーの胸に顔を寄せてる。
うわぁ。何か幸せ。
心地よくって、このまま添い寝して欲しい気がする。
これがセレブの放つオーラなんだろうか?
違う。違う。
オーナーが素敵な人だから。
この人が彼氏だったら。
この腕にずっと抱かれていられたら。
「ママ、ヨダレが出てる」
そう言って、しぃにおでこをピンッと弾かれた。

