「まさかここにいたとはな」
「ここも凪の店か。なるほどね。隠れ家があったんだ。ふぅん。まぁさ、いいけど。言わないよ。凪だって人間なんだからさ。息抜き出来る場所が必要だもんな」
この二人の関係は何だろう。
言ってる意味も分からない。
誰か順序だてて話して。バカなあたしでも分かるように。
いつもは若い女性客で賑わう店内が、今はイケメン二人のリングと化している。
いつ、取っ組み合いが始まってもおかしくない。
こんな素敵な容姿を傷付けてもいいのか?
いい訳ない。
なんとかしなくちゃ。なんとか。
「ちょっと!ちょっと待って。分かるように説明して。二人の関係は何?何がどうなってるの?ケンカする前にあたしにまず説明して。しぃ!」
「兄弟だよ。似てないけど。僕が弟。凪はひとつ年上。」
やや諦めたような顔で、しぃが答える。
「捜してた弟です。まさか雫さんと一緒にいたとは思いませんでした。……この度は弟がご迷惑をおかけしました」
さっきまでの尖った表情が少しだけ緩んだような気がした。
真顔だけど怖くはなくて、それは兄のしっかりとした顔に見える。
「ここも凪の店か。なるほどね。隠れ家があったんだ。ふぅん。まぁさ、いいけど。言わないよ。凪だって人間なんだからさ。息抜き出来る場所が必要だもんな」
この二人の関係は何だろう。
言ってる意味も分からない。
誰か順序だてて話して。バカなあたしでも分かるように。
いつもは若い女性客で賑わう店内が、今はイケメン二人のリングと化している。
いつ、取っ組み合いが始まってもおかしくない。
こんな素敵な容姿を傷付けてもいいのか?
いい訳ない。
なんとかしなくちゃ。なんとか。
「ちょっと!ちょっと待って。分かるように説明して。二人の関係は何?何がどうなってるの?ケンカする前にあたしにまず説明して。しぃ!」
「兄弟だよ。似てないけど。僕が弟。凪はひとつ年上。」
やや諦めたような顔で、しぃが答える。
「捜してた弟です。まさか雫さんと一緒にいたとは思いませんでした。……この度は弟がご迷惑をおかけしました」
さっきまでの尖った表情が少しだけ緩んだような気がした。
真顔だけど怖くはなくて、それは兄のしっかりとした顔に見える。

