「ふざけんな!雫はお前をかばったんだ。おい、待て!」
怒り心頭の薫の声が、しぃとあたしの背中に突き刺さる。
薫に強引に来て欲しい気持ちがないとは言い切れない自分が情けない。
どれだけ心が定まらないんだろう。
彼らにとっては腹が立つところだと思う。
すみません………。としか言えない。
薫、もうあたしなんか見限って。
あたしは薫に好きになってもらう資格がない。
「悪いけど、ママと二人っきりで大事な話があるんだ。部外者はこれ以上、立ち入らないでくれ。あ、これってただの痴話喧嘩だから。気にしないで」
軽くウインクして爽やかに微笑む。
どうして人の神経を逆撫でするような事をいうのかな?
でも、そうこうするうちに気持ちが落ち着いて来た。
しぃの話を聞く準備が出来たかもしれない。
「しぃ、降ろして」
優しく抱き上げていてくれたしぃにそう言うと、すんなり降ろしてくれた。
こういうとこは、ちゃんと分かってくれる。
「薫、ごめん。あたしも今、頭が混乱してる。ちょっと理解出来ない事があって。しぃが…ううん。たぶん、全部、本当の事が分かると思う。そしたら、そしたら、あたしの気持ちもはっきりすると思う。だから。だから、ごめん。今は見てない振りして」
薫の辛そうな表情があたしの良心を責めた。
怒り心頭の薫の声が、しぃとあたしの背中に突き刺さる。
薫に強引に来て欲しい気持ちがないとは言い切れない自分が情けない。
どれだけ心が定まらないんだろう。
彼らにとっては腹が立つところだと思う。
すみません………。としか言えない。
薫、もうあたしなんか見限って。
あたしは薫に好きになってもらう資格がない。
「悪いけど、ママと二人っきりで大事な話があるんだ。部外者はこれ以上、立ち入らないでくれ。あ、これってただの痴話喧嘩だから。気にしないで」
軽くウインクして爽やかに微笑む。
どうして人の神経を逆撫でするような事をいうのかな?
でも、そうこうするうちに気持ちが落ち着いて来た。
しぃの話を聞く準備が出来たかもしれない。
「しぃ、降ろして」
優しく抱き上げていてくれたしぃにそう言うと、すんなり降ろしてくれた。
こういうとこは、ちゃんと分かってくれる。
「薫、ごめん。あたしも今、頭が混乱してる。ちょっと理解出来ない事があって。しぃが…ううん。たぶん、全部、本当の事が分かると思う。そしたら、そしたら、あたしの気持ちもはっきりすると思う。だから。だから、ごめん。今は見てない振りして」
薫の辛そうな表情があたしの良心を責めた。

