「じ、自分で巻けって」
って言いながらあたしは後ろに回って、このすっぽんぽんヤロウの腰にタオルを巻いた。
…なんで、あたしがこんな事をしてるんだ?
誰かに見られたら、あたしもかなりの変態ヤロウだ。
こんな海辺で…、朝に…、すっぽんぽんのイケメンの腰に…ピンクのタオルを巻いてる…。
「あぁ、帰りたい…」
上り始めた太陽を、何故か『おてんとうさま』って言いたい気分。
なんで?
はぁ…。
一気に疲れが出て、老け込んだような気がする。
あっ、きっと、こいつに『ママ』なんて呼ばれてるせいだ。
あたし、まだ子供産んだ事ないし。
大体、結婚はおろか彼氏すら、年中、『絶賛募集中』だって…。
23歳なのに。
「ママ、ありがとう。ねぇ、お腹すいたよぉ」
こいつの覚えてる言葉って、もしかして『お腹すいた』しかないの?
「分かった。分かったって。なんか食べさせてあげるから。でも…その格好じゃヤバイなぁ」
って言いながらあたしは後ろに回って、このすっぽんぽんヤロウの腰にタオルを巻いた。
…なんで、あたしがこんな事をしてるんだ?
誰かに見られたら、あたしもかなりの変態ヤロウだ。
こんな海辺で…、朝に…、すっぽんぽんのイケメンの腰に…ピンクのタオルを巻いてる…。
「あぁ、帰りたい…」
上り始めた太陽を、何故か『おてんとうさま』って言いたい気分。
なんで?
はぁ…。
一気に疲れが出て、老け込んだような気がする。
あっ、きっと、こいつに『ママ』なんて呼ばれてるせいだ。
あたし、まだ子供産んだ事ないし。
大体、結婚はおろか彼氏すら、年中、『絶賛募集中』だって…。
23歳なのに。
「ママ、ありがとう。ねぇ、お腹すいたよぉ」
こいつの覚えてる言葉って、もしかして『お腹すいた』しかないの?
「分かった。分かったって。なんか食べさせてあげるから。でも…その格好じゃヤバイなぁ」

