ずっと見てるよ

授業が終わり、
帰る時間になった



すると、勇太がこっちに向かって
歩いて来た

「海斗…大丈夫か?」

「あぁ………多分…」

正直、大丈夫と言ったら嘘になる

「俺…送って…いこうか……?」

「え………」

「…でも、お前ん家…俺ん家の真逆じゃん…」


「……でも………」

「大丈夫だよ。また何かあったら言うからさ」

なるべく迷惑はかけたくない

「…あぁ、そうか……」

すると勇太は少し納得のいかなさそうな
顔をして、俯いた

「…じゃあ…な…」

「あぁ、じゃあな…」

勇太は振り返って


「何かあったらマジで言えよ!」

「………………」


「…おうっ(笑)…」



勇太はそれだけ言って
教室を出て行った





「今日は、勇太に2回も救われたな…」








勇太は、俺がいざとなった時は




いつも俺の事を心配してくれて
助けてくれた




その度に、俺がどれだけ救われたか





























勇太、お前は知ってるか…?