若いと言われるが悪口でない限り子供とは言われない。
縁談もしきりに持ちかけられるようになった。
世継ぎをと期待される程に自分達も年を重ねていたのだ。
「早いもんだな。」
そう呟いて、カルサは懐かしむように笑う。
サルスも同じ様に笑った。
「そうだな。いつのまにか…こんなに時が経ってしまった。」
思い出は決していいものではない。
耐えぬく日々、何度も限界に立ち支え合った。
カルサにとってサルスは最高の秘書官だった。
「お前がいたから、ここまで来れた。」
カルサは身体ごとサルスと向き合い、右手を差し出した。
「ありがとう。」
今までの想いをカルサはその一言に込めた。
王位についてからは国外に出ることもなく、ひたすら国と自分の中で戦って生き抜いてきた。
そんなカルサが、しばらくはいない。
詳しくは告げられない御劔の事情にサルスは耐えるしかなかった。
縁談もしきりに持ちかけられるようになった。
世継ぎをと期待される程に自分達も年を重ねていたのだ。
「早いもんだな。」
そう呟いて、カルサは懐かしむように笑う。
サルスも同じ様に笑った。
「そうだな。いつのまにか…こんなに時が経ってしまった。」
思い出は決していいものではない。
耐えぬく日々、何度も限界に立ち支え合った。
カルサにとってサルスは最高の秘書官だった。
「お前がいたから、ここまで来れた。」
カルサは身体ごとサルスと向き合い、右手を差し出した。
「ありがとう。」
今までの想いをカルサはその一言に込めた。
王位についてからは国外に出ることもなく、ひたすら国と自分の中で戦って生き抜いてきた。
そんなカルサが、しばらくはいない。
詳しくは告げられない御劔の事情にサルスは耐えるしかなかった。



