とにかくリュナをどこかで休ませようと出口に向けて足を進めた、その時だった。
その場に緊張が走る。
日向の目に映ったのは二つの人影、暗くてよく形が分からないが確かにこっちに向いて近付いてきた。
「誰だ!?」
「それはこっちの台詞だ。」
低く威圧感のある声、その声の主はゆっくりと足を踏み出しながら確実に日向に近づいていく。
やがて影から出てくると二人はその姿を光の中へ現した。
男女二人組、彼らの放つ強そうな空気に日向は気負けしそうだった。
「なんだよ…。」
強い眼差しは物言わず真っすぐに日向に向けられていた。
確実に距離が縮まっていく、二人の姿が鮮明になるにつれ肩にいた祷が小さな声で呟いた。
「榎、雅…!?」
「えのき…みやび?」
祷の声を拾った日向が繰り返した。
「それは俺たちの精霊の名だ。」
日向の目の前まで来た二人はしばらくの間彼を見つめていた。
男はゆっくりと両手を差し出し、その仕草に思わず日向は身を退く。
その場に緊張が走る。
日向の目に映ったのは二つの人影、暗くてよく形が分からないが確かにこっちに向いて近付いてきた。
「誰だ!?」
「それはこっちの台詞だ。」
低く威圧感のある声、その声の主はゆっくりと足を踏み出しながら確実に日向に近づいていく。
やがて影から出てくると二人はその姿を光の中へ現した。
男女二人組、彼らの放つ強そうな空気に日向は気負けしそうだった。
「なんだよ…。」
強い眼差しは物言わず真っすぐに日向に向けられていた。
確実に距離が縮まっていく、二人の姿が鮮明になるにつれ肩にいた祷が小さな声で呟いた。
「榎、雅…!?」
「えのき…みやび?」
祷の声を拾った日向が繰り返した。
「それは俺たちの精霊の名だ。」
日向の目の前まで来た二人はしばらくの間彼を見つめていた。
男はゆっくりと両手を差し出し、その仕草に思わず日向は身を退く。



