分かり切っていたけど、どうしようもない事態に焦る気持ちが高まってくる。
自分には指命があるように他の者にも任務があるのは百も承知だ。
ましてや目の前には大臣がズラリと並んでいる。
自分たちだけがこの国を守っているのではないのだ、一瞬でもなってしまった傲慢な考えに情けなくもなる。
皆が皆、この状況をなんとかせねばと力を尽くしているのだ。
「リュナ様!」
遠くで大きな物音と叫び声が聞こえた。
反射的に貴未は動きだし、また幾人の兵士も同じ行動をしていた。
カルサは大きく深呼吸をして、身体を楽にさせようとしていた。
「分かっている。」
そうどこかにいる誰かに小さく呟いて目を閉じる。
一回、二回、最後の深呼吸で顔を上げ背筋を伸ばした。
「陛下、それ以上力を使われても…。」
「ああ、無駄だな。まるで無意味だ。」
サルスの言葉に同意し、嵐を止めるために使っていた力を止めた。
身体にきていた負担が一気になくなり軽くなる。
自分には指命があるように他の者にも任務があるのは百も承知だ。
ましてや目の前には大臣がズラリと並んでいる。
自分たちだけがこの国を守っているのではないのだ、一瞬でもなってしまった傲慢な考えに情けなくもなる。
皆が皆、この状況をなんとかせねばと力を尽くしているのだ。
「リュナ様!」
遠くで大きな物音と叫び声が聞こえた。
反射的に貴未は動きだし、また幾人の兵士も同じ行動をしていた。
カルサは大きく深呼吸をして、身体を楽にさせようとしていた。
「分かっている。」
そうどこかにいる誰かに小さく呟いて目を閉じる。
一回、二回、最後の深呼吸で顔を上げ背筋を伸ばした。
「陛下、それ以上力を使われても…。」
「ああ、無駄だな。まるで無意味だ。」
サルスの言葉に同意し、嵐を止めるために使っていた力を止めた。
身体にきていた負担が一気になくなり軽くなる。



