遥か昔、太古の世界。


まだ神々が一つの国で過ごしていた頃、彼らは人々を作り、そして国を作った。

太古の世界、始まりの国の名はオフカルス。

オフカルス第一皇子こそがカルサトルナスであった。

しかし彼は現代に生き、オフカルスが作り出した国の一つ、シードゥルサ王国の現国王として今も存在している。

カルサは神話で記されている光の力を持つ雷神として、今を生きているのだ。


『太古の因縁』を胸に秘めて、その亡霊と戦う日々を送っていた。